信仰の勇者 村瀬兄のこと

今日は生前湘南キリスト教会でお世話になった村瀬兄の葬儀に参列しました。

私が村瀬兄に初めて会ったのは1998年でした。
いつも可笑しなこと、トンチの効いたことを話され、私もみんなも笑顔でした。



その時すでにパーキンソン病を患っておられました。
身体を思うように動かせないようでしたが、毎週教会の礼拝に参加されていました。

後に村瀬兄から封書が届きました。
ワープロで纏められた「パーキンソン病のプロして生きる」というレポートでした。
それは、パーキンソン病症候群という病が世に知れ渡り始めた黎明期に、自己の病:身体を通して、パーキンソン病とはいかなるものかとご自分で纏められたものでした。そこには今後パーキンソン病に罹る方へ、いくらかでも助けを与え、思いを共感できるようにとの思いが書かれていました。

葬儀の中で村瀬兄の動画が流されました。
村瀬兄は言いました。「私にとってパーキンソン病は神の恵みです。」



私も村瀬兄のように生きたいです。
困難な時にユーモアを
苦しみの時におおらかさを
失望の時に望みを



信仰の勇者に出会えたことに感謝します。