神のわざを、神の栄光を





台風9号直撃については、何度も書いてきました。
繰り返しになるかもしれませんが、
晦日の今日、もう一度書きたいと思います。


瞬間最大風速45mが吹き荒れる時、私は本館2階のベランダにいました。
それは破れたトタン屋根がガラスを打ち付けていたからです。
暴風に煽られた屋根は凶器のようでした。
私はそれを掴んで、「なぜこんなことが起こるのですか?」と台風を造られた神様に問いました。


私は、ヨハネ9章3節を思い起こしました。


「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。
 神のわざがこの人に現れるためです。」


生まれつき盲目の者がイエス様によって癒される箇所です。
私はこの箇所を思い起こし、
「私にも、神のわざを、神の栄光を見せて下さい。」と祈りました。


カナの婚礼で、従者は水がぶどう酒に変えられた奇跡を垣間見ました。
私はこの夏、台風を通して「神のわざ」、「神の栄光」、「神の奇跡」を見ました。


「神のわざ」とは、
誰ひとり怪我をする者がいなかったこと、
毎日のように助け手が送られたこと、
本館は綺麗に修繕されたこと、
支援は瞬く間に集まったこと、
私と家族が元気なこと、
そして、何よりも、
hi-b.a.OBと諸教会がキャンプ場修繕のために一つになったことです。


2016年の8月22日、
人間の力ではどうすることも出来ない神の領域に触れ、
喜びと幸いな時も、
手に負えない悲しみや困難な時も、
私達がどのような態度をとるべきかを学びました。


それは、私達を通して神のわざ・神の栄光が現れることを求め続けることです。


「神のわざがこの人に現れるためです。」と言われたイエス様の約束が、
皆様の歩みの中で現されますように。



2017年の一日一日、一瞬一瞬の中で「神のわざ」を、「神の栄光」を求めてまいりましょう。