父親のこと

午前は廃材を燃したり、作業場を片付けました。
この行動はテスト前に勉強をせず、おもむろに部屋を掃除するあの感覚に似ています。
テスト前の掃除は、テスト対策がバッチリで余裕をこいているのか、全然間に合っていなので何から手を付けたら良いかわからずに現実逃避するかのどちらかでしょう。
今日は両方混ざった感じだ。
グラウンドワークはやってもやっても、すぐに生えてくるので、いつまでたっても達成感が得られずモヤモヤするのです。
なので、腰が重いのです。

作業場整理
どうも使い勝手がよろしくない。
動線が塞がっている。
ごちゃごちゃだ。このままでは戦えないので、整理することにした。



それから、以前に外したバレーネットを張った。



午後は草を刈った。
今晩から雨だ。云々かんぬん言ってないで、刈ってしまおう。

草を刈ったら、次は竹だ。
これ以上デカくなったら、目も当てられなくなる。

息子が帰ってきた。ランドセルをこのとおり放り投げて、友達と遊びに行ってしまった。
誰に似たのやら。


鍬を片手に竹を刈っていたら、隣のご婦人が声を掛けてくださいました。
「こんなに広いと管理が大変でしょう。身体を無理なさらないでくださいね。」
私「ありがとうございます。涼しい時を見計らって、作業します。」
「若い人の声って元気になります。」
私「うるさくしてすみません。」
「全然。気になさらなくってもいいです。」


ご婦人との会話を終えてから、父親のことを思い出しました。
父は地元の農家の方々に愛されるキャラクターでした。
ある時、村の長老たちが父の元に来てこう言いました。
「この村の神主になってくれないか。」
この申し出を父は丁重に断ったそうです。
きっと父には、人に好かれる何かが備わっていたからだと思います。



私にもそのような要素があればと願っています。
神主と言えば、父の祖父は満州で神主をしていたそうです。この事も何か繋がりがあるのかもしれません。



満州の事が出たので、2つ付け足します。
かつてhi-b.a.キャンプ場は満州鉄道理事の別荘でした。
私の身内は、満鉄の会計担当をしていました。
皆さん、どこかで会ってた可能性が高いように想います。
不思議な繋がりがあるものですね。